〚編集者ブログ〛TeRasaKi THiNKS

書籍編集者の日々のバブル

企画が通る・通らない問題

先日、とある他社の出版社の方々とZOOMで雑談する機会があった。その版元はビジネス書とは異なるジャンルだったが、ジャンル以外にもいろいろ違いがあって新鮮だった。 フォレスト出版は「月2回の企画会議」「1回の会議で2本以上の企画書を提出」をノ…

詩人・言葉の達人としての山本耀司

編集の仕事をしていると「この人の本を作りたい」というのが、どうしてもある。 でも、属する出版社のジャンル傾向に合致していないと、正直厳しい。 自分のなかでそんなモヤモヤな対象が「山本耀司」だ。 山本耀司は文筆家としてスゴい 山本耀司=ヨージ・…

編集者はどうやって企画を立てるのか?

企画。 編集者にとっては、悩ましくも楽しい、この2文字。 なにかしらアイデアの芽を見つけたら、「企画書」という形に落とし込むまでがファーストステップだ。本稿では「アイデア」⇒「企画書」に至るまでの過程を分解してみる。 ネタを集める 『ネタ』 ねた…

編集者は書籍のタイトルをどうやって練るか?

本の売れ行きを大きく左右する要素に「タイトル」がある。 あくまでも個人的な見解だが、書籍の売れ行きを決める80%くらいの要素が「タイトル」と「カバーデザイン」だと思う。なぜならば、ここでコケると、まず「誰かに手に取ってもらう」という最初のステ…

はじめまして。

寺崎翼です。 ビジネス書を中心とした書籍の編集をしています。 【おもな担当書籍】 『お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ(14 万部)『思い通りに人をあやつる 101 の心理テクニック』神岡真司(13 万部)『最高の結果を出す KPI マネジメント』中尾…